慶應義塾

経済学研究科大学院生からのメッセージ

執筆者プロフィール

  • 鄭怡然

    経済学研究科 修士課程在籍

    鄭怡然

    経済学研究科 修士課程在籍

経済学部では定性的な分析手法を中心に学びましたが、定量分析を用いた研究を行いたいと考え、大学院への進学を決めました。現在は都市経済学を専攻し、不動産購入規制策が市場に与える影響を実証的に分析する研究を進めています。研究に必要な知識を身につけるため、経済地理学や計量経済学、ミクロ経済学などの講義に加え、最新の研究が紹介されるワークショップも履修しており、世界中の研究者の知見から常に新しい刺激を受けています。

自分の研究を軸に、主体的に学び続ける姿勢が求められる点は、大学院での学びの大きな特徴です。修士2年の現在は、週4〜5コマの授業を履修し、週3日の頻度で三田キャンパスに通っています。授業数自体は学部時代より少ないものの、一つひとつの内容は高度で、その理解をもとに、授業のない日に計画的に自ら研究を進めていくことが欠かせません。

こうした環境の中で日々実感しているのが、周囲の方々から得られる学びの多さです。指導教員の先生はいつも親身に相談に乗っていただき、研究の方向性や分析手法について丁寧なアドバイスをいただいています。そして、多様な研究テーマやバックグラウンドを持つ学生との議論を通じて、視野を広げ、自分の研究に新しい視点を取り入れることができました。

大学院で過ごす毎日は、優秀な方々と切磋琢磨しながら、自分が好きな分野に没頭できるかけがえのない時間です。ここで培った、一つの課題を粘り強く掘り下げ、答えを探し続ける力も、今後のキャリアを支える大切な土台になると強く感じています。