慶應義塾

1年間教授と深く議論しながら行う贅沢な研究の機会

研究プロジェクトを履修したきっかけは何ですか?

  • 1年前、今回の指導教員の先生の別の授業をとっていて、その授業で研プロの存在を知りました。「1年間自分の好きなトピックについて研究できる」という面白い内容だったので履修をしました。  

  • 経済学部の「自由研究セミナー」において1、2年生で専門以外の分野で学んだことを踏まえ、履修自体は、理系の研究もしてみたいという思いから決定しました。  

  • 1、2年生の時に履修していた授業の教授から研究プロジェクトについて聞き、経済学部とかけ離れた内容の研究を行えることに興味を持ちました。  

研究プロジェクトで執筆した論文のテーマは、どのように立案しましたか?

  • 歴史が得意な友人と、データ分析が得意な私とで、その2分野をかけあわせた面白いテーマは何かないかとディスカッションしながら立案しました。

  • 昨年度のテーマをベースに、先行研究と比較して面白い結論が得られるように設定しました。立案に当たっては、1か月ほど前から指導教員とすり合わせを行い、実地調査地の特性を踏まえて決定しました。  

  • 授業で取り扱ったテーマから発展させた内容を研究したかったので、大枠のテーマを決定後に、教授のアドバイスをいただきながら調整しました。  

研究プロジェクトを履修して、得られたもの・ことは何ですか?

  • 論文を1本初めて書いてみたことで、論文執筆に関わる様々な知識を得ることができました。また、1人の指導教員の先生に1年間個別に指導していただけるという、他の授業では得られない経験ができ、密度の濃い1年間になりました。  

  • 研究に協力していただける方々とのコミュニケーション方法や、他の分野に自分の意見を出す姿勢、また論文作成能力が得られました。  

  • コロナ禍の時期でもできる研究の手法、論文の書き方から文献の調べ方までいろいろ勉強できました。  

  • 一つのことに長く向き合う力と文章力が得られました。  

  • 論文を執筆する経験、教授と深く議論しながら研究を行う機会を得られました。問いを見つけ、答えを探す工程についてじっくりと取り組む経験を得られました。  

研究プロジェクトを履修した経験を、今後、どのように生かせるでしょうか?

  • 今後卒業論文などを書くときに、問いの立て方から論文の書式まで、一連の作法を学んだことが活かされると思います。また、論文以外にも、論理的な文章を書く際やなにか1つのトピックについて調べ物をする際にも、今回培った論理的思考力や調査力が活かされると思います。  

  • レポートや、パワーポイントのスライドの作成がかなり楽になりました。専門外の方とディスカッションをする際に、自分の意見を早く出せるようになりそうです。  

  • 今後、卒業論文執筆や、大学院進学後のアカデミックライティング、また就職後の活動に活かしたいと思います。  

これから研究プロジェクトを履修する、または履修を検討している学生へ、先輩としてアドバイスをお願いします。

  • 研究プロジェクトは、自分の好きなテーマについて1年間、任意の教授の下で(マンツーマンで!)研究することができるという本当にぜいたくな授業だと思いますので、ぜひこの機会を活用してほしいと思います。  

  • 教員には協力的な方も多いので、興味があれば、早めにアポを取ればいろいろと教えていただけると思います。  

  • ゼミなどでは挑戦できない研究をすることができる数少ないチャンスですし、論文を書くために思考を繰り返すことは何よりも楽しい時間です。  

  • 大学院に行くかどうか、自分が「研究」に向いているかどうかなどの質問や悩みがあれば、まず研究プロジェクトに参加すれば、答えが出て来るはずです。  

  • とても大変な過程ではありますが、計画的に余裕をもって、興味のあることの研究に取り組んでください。  

(2022年2月2日取材)