微生物学・免疫学教室 Francheska Colinaさん
・簡単な自己紹介
I belong to the Department of Microbiology and Immunology at Keio University Graduate School of Medicine. My current research focuses on gut microbiota and its interactions with human health. Through my work, I aim to better understand how microbial communities and their metabolites may influence disease mechanisms, including those involved in Parkinson’s disease.
・慶應義塾大学医学研究科修士課程を志望した理由
The main reason I applied to Keio University was my strong interest in joining my current professor’s laboratory. I was particularly attracted by the research focus on gut microbiota, as well as the opportunity to conduct advanced research in a well-established academic environment. Keio University’s reputation for excellence in medical research and its collaborative atmosphere made it an ideal place for me to pursue my master’s degree.
・入学前に不安だった点/期待していた点
Before enrolling, I was concerned about adapting to a new academic system, especially in a language that I had not yet fully mastered. I was unsure whether the language barrier would affect my academic performance or daily communication. However, once I started the program, I realized that the environment was very supportive, and I could use English for almost everything. Through daily interactions in the laboratory and classes, I gradually gained confidence, and the language barrier became much less of a concern than I had initially expected.
・平日の1日のスケジュール(研究・授業)
On weekdays, I typically spend most of my time in the laboratory conducting experiments, analyzing data, and planning future studies. During the first year, there are several mandatory classes and seminars. However, the schedule is relatively flexible, allowing us to focus primarily on our research projects or work if your research is more theoretical and does not require laboratory experiments.
・学生同士/多職種との交流
One of the most valuable aspects of the program is the interaction with other graduate students, researchers, and professionals from different fields. In the laboratory, we frequently discuss experimental designs and results, which helps broaden our perspectives. Additionally, interactions with clinicians and researchers from various specialties allow us to better understand how basic research in medicine can connect to clinical applications. These exchanges have enriched my academic experience and improved my communication skills.
・修士課程修了後に目指している進路・将来の夢
After completing the master’s program, I hope to continue my academic journey by entering the PhD program at Keio University. I would like to further deepen my research on gut microbiota and its role in human disease and ultimately contribute to meaningful scientific discoveries in the field of medical science.
・研究とプライベートのバランス
Research can be demanding, especially when conducting laboratory experiments that require careful planning and long hours. However, I believe that maintaining a balance between research and private life is essential. Taking time to rest, reflect, and engage in personal activities helps maintain motivation and productivity. This balance allows me to approach my research with renewed focus and creativity.
・修士課程を検討している方へのメッセージ
A master’s program is both challenging and rewarding. It requires independence, persistence, and curiosity. However, it also provides a unique opportunity to grow academically and personally. If you are passionate about research and willing to work alongside with world-class researchers, pursuing a master’s degree at Keio University Graduate School of Medicine can be a meaningful and transformative experience.
先端医科学研究所(がん免疫研究部門) Rukvichai Chaiyaさん
・簡単な自己紹介
タイ出身で医学部を卒業後、日本に留学しました。現在は慶應義塾大学大学院医学研究科がん免疫研究部門に所属し、がん免疫医療の研究に取り組んでいます。
・慶應義塾大学医学研究科修士課程を志望した理由
慶應義塾大学は日本を代表する研究大学として、基礎から臨床まで一貫した高度な研究体制と先進的な研究設備を備えています。中でも、私が関心を持つがん免疫・CAR-T細胞療法の分野においても国内トップレベルの研究が展開されており、そのような環境で学びたいと考え、修士課程を志望しました。
・入学前に不安だった点/期待していた点
基礎研究の経験がほとんどなかったため不安はありましたが、研究室の先生方や先輩方の丁寧なご指導に加え、共同利用研究室における研究機器の講習やトレーニング制度も充実しており、基礎から段階的にスキルを身につけることができました。
・平日の1日のスケジュール(研究・授業)
平日は主に8:30〜18:00まで研究を行い、日中は実験やデータ解析に取り組んでいます。授業は夕方以降に行われることが多く、研究と無理なく両立できています。
・学生同士/多職種との交流
研究室間の交流イベントやOB・OGとの懇談会があり、分野を越えたつながりを築くことができます。Bio2Qの活動では留学生や他分野の学生との交流もあり、多様な視点に触れられる環境です。
・修士課程修了後に目指している進路・将来の夢
博士課程へ進学し、がん免疫医療の研究をさらに発展させることを目標としています。将来的には新しい治療法の開発に貢献できる研究者になりたいと考えています。
・研究とプライベートのバランス
研究に集中しつつも、時間管理を意識してメリハリをつけています。効率よく取り組むことで、読書や運動などリフレッシュの時間も大切にしています。
・修士課程を検討している方へのメッセージ
慶應では授業に加え、月に2~3回ほど国内外の著名な研究者を招いたセミナーが開催されます。世界的に活躍されている研究者の講演を直接聞く機会があり、研究への視野を広げるとともに、大きな励みとなっています。主体的に挑戦すれば、大きく成長できる場所だと思います。
リハビリテーション医学教室 中嶋康記さん
・簡単な自己紹介
私は現在、国立がん研究センター東病院リハビリテーション科にて理学療法士として勤務しています。2025年度より慶應義塾大学大学院医学研究科修士課程(リハビリテーション医学教室)に在籍し、切除不能胃がん患者における骨格筋量の変化と予後との関連について臨床研究を行っています。
・慶應義塾大学医学研究科修士課程を志望した理由
日々の臨床の中で直面する課題を、学術的手法を用いて体系的に検証し、その成果を社会的意義の高いエビデンスとして発信するとともに、最終的には患者さんへ還元できる医療の実装につなげたいと考え、本課程を志望しました。また、がんリハビリテーション分野を牽引されている辻哲也教授のもとで研究に取り組み、新たな支持療法の開発や治療戦略の構築に貢献したいという強い思いがあり、本課程への進学を決意しました。
・入学前に不安だった点/期待していた点
入学前に最も不安であったのは、臨床業務と学業との両立、特に講義スケジュールとの調整でした。一方で、臨床で生じる疑問を直接研究テーマへと発展させることができる環境に大きな期待を抱いていました。本研究科では、腫瘍学や先端ゲノム学など専門性の高い講義を通じて多面的な知識を修得でき、最新の医学的知見に触れることができます。また、医学統計学を体系的に学ぶことで、研究デザインや解析に必要な基盤的能力を養うことができていると実感しています。
・平日の1日のスケジュール(研究・授業)
4月から6月は週3回程度の対面講義があり、勤務時間を調整しながら受講していました。午前中に講義を受講し、午後から勤務する日や、勤務後に夕方の講義へ参加する日もあります。日中に講義がある場合には有給休暇を活用し、履修を継続しています。7月以降はオンデマンド形式の講義が中心となり、出勤前や勤務後の時間を活用して受講しています。研究活動は主に講義および勤務時間外に進めており、月1回の指導教授との面談を通じて進捗確認と専門的指導を受けています。
・学生同士/多職種との交流
本課程には、留学生や医学系以外の学部出身者も在籍しており、多様なバックグラウンドを有する学生が集まっています。研究テーマも基礎研究から臨床研究まで幅広く、専門分野を越えた議論や助言を得られる点が大きな魅力です。また、「研究臨床体験プログラム」では薬学部生との交流機会もあり、多職種連携の視点を深める貴重な学びの場となっています。
・修士課程修了後に目指している進路・将来の夢
将来的には研究者として、がんリハビリテーション分野における専門性をさらに高め、次世代のがん医療を支える人材となることを目標としています。臨床と研究の両輪を通じて、実践的かつ発展的なエビデンスの構築に貢献したいと考えています。
・研究とプライベートのバランス
社会人大学院生として、時間管理は重要な課題です。計画的にスケジュールを調整し、研究・講義・臨床の優先順位を明確にすることで両立を図っています。限られた時間を有効に活用する意識が高まり、自己管理能力の向上にもつながっていると実感しています。
・修士課程を検討している方へのメッセージ
本研究科においては、医学部教授陣による高度かつ実践的な講義を直接受講できる点が大きな魅力です。研究設備や支援体制も充実しており、社会的価値の高い医学研究に挑戦できる環境が整っています。医学系以外の出身者に対しても丁寧な指導体制が整備されており、安心して研究に取り組むことができます。
勤務を継続しながらの研究活動は決して容易ではありませんが、それを上回る学びと成長の機会が本課程にはあります。臨床の課題を学術的探究へと昇華し、患者さんへ還元できる医療を志す方にとって、本課程は非常に意義深い環境であると実感しています。
リハビリテーション医学教室 野村健弥さん
・簡単な自己紹介
現在は、リハビリテーション医学教室に所属しながら、理化学研究所脳神経科学研究センターの認知睡眠学理研白眉研究チームにも所属し、人を対象にした睡眠の研究を行なっています。
・慶應義塾大学医学研究科修士課程を志望した理由
学部4年生の時に現在の研究室の先生である玉置先生に、人を対象にした睡眠の研究をしたいと相談しました。その際、慶應義塾大学のリハビリテーション医学教室の川上先生と共同研究を実施しているため、連携大学院制度に似たような形(修士では存在しない為)で入学することができないかを、現在の指導教官の辻先生と川上先生にご相談したところ、快諾してくださり、受験を決めました。
・入学前に不安だった点/期待していた点
慶應ではなく、外部の研究機関で研究を行うため、どのような研究・学生生活になるのか、また、自分自身が医学のバックグラウンドを持っているわけではなかったため、授業を理解することができるのかが不安でした。 入学前から、ほとんどの授業は1年生の前期で終了すると説明を受けていたため、研究に集中することができる環境であることは期待していました。
・平日の1日のスケジュール(研究・授業)
朝10時から11時ごろに研究室に到着し、実験準備などを済ませてから、17時から19時ごろまでデータの解析や実験がある日は、実験を行います。
・学生同士/多職種との交流
同じ学年の人とは、授業の回数など限られた時間しか会う機会がないものの、非常に仲が良いです。先日は、全員で鎌倉に旅行に行きました。 また、同じ学年にも社会人、留学生、海外大学卒業の日本人など様々なバックグラウンドを持つ学生が多く、楽しく交流しています。
・修士課程修了後に目指している進路・将来の夢
修士課程終了後は、引き続き博士課程に進学し、睡眠の研究を続けたいと考えています。
・研究とプライベートのバランス
学会発表前でなければ、基本的には研究は毎日の研究室内での活動でのみ行うようにしています。そのため、基本的に週に30時間前後、研究に関する活動を行い、それ以外の時間に関しては自由にその時その時にしたい活動を行っています。
・修士課程を検討している方へのメッセージ
非常に研究に没頭できる素晴らしい環境が整っています!医学的なバックグラウンドがなくても、少しでも興味のある研究があれば先生にコンタクトをとってみてください!