慶應義塾

慶應義塾における教員生活を振り返って

登場者プロフィール

  • 瀬古 美喜

    経済学部 教授

    1972年 慶應義塾大学経済学部卒業、 1974年 慶應義塾大学大学院経済学研究科修士課程修了、 1978年 慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、 1978年 日本大学経済学部助手、 1981年 日本大学経済学部専任講師、 1982年 マサチューセッツ工科大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、 1985年 日本大学経済学部助教授、 1990年 経済学博士(慶應義塾大学)取得、 1990年 日本大学経済学部教授、 1998年 慶應義塾大学経済学部教授・大学院経済学研究科委員

    瀬古 美喜

    経済学部 教授

    1972年 慶應義塾大学経済学部卒業、 1974年 慶應義塾大学大学院経済学研究科修士課程修了、 1978年 慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、 1978年 日本大学経済学部助手、 1981年 日本大学経済学部専任講師、 1982年 マサチューセッツ工科大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、 1985年 日本大学経済学部助教授、 1990年 経済学博士(慶應義塾大学)取得、 1990年 日本大学経済学部教授、 1998年 慶應義塾大学経済学部教授・大学院経済学研究科委員

慶應義塾大学および大学院を卒業してから、アメリカの大学院への留学や、他大学での研究・教育経験を経て、母校である慶應に戻り、教育・研究に携わってきましたが、今振り返ってみると、あっという間に過ぎた、塾での教員生活だったという気がします。塾での教員生活で一番印象に残っているのは、私の拙い学問に対する考え方や姿勢をよく理解して、これから経済学関係の研究で、国際的な業績を挙げる可能性のある若手の研究者達と、巡りあえたことです。少しでも、学問の進展に関して、貢献できたとしたら、良かったと思っています。

塾での研究環境も、常に、国際的な視野を意識することができ、非常に、恵まれていました。研究テーマの選定も自由でしたし、さまざまな分野の先生方とも、議論をすることができました。

慶應に赴任してからすぐに、三田キャンパスで、私が会長をしていた国際学会の年次大会を開催しましたが、その際も、大学院生やゼミ生たちが、きちんと英語で、海外からの研究者たちの世話をしてくれ、私は、安心して、彼らに、任せることができました。

また、ゼミの学生の人たちとも、本音で付きあえたのが、良かったです。自主的に、問題意識を持って、勉学に取り組む意欲のある数多くの学生にも、巡りあうことができました。三田祭論文や、インターゼミでの論文も、とても興味深いテーマを選んで、発表や執筆をしていたのが、印象に残っています。

現在の若い学生の人たちは、私の学生時代と異なって、もっと、国際化の進んだ時代の中で、今後の人生を歩んでいくことになると思いますので、自分の身の回りだけにしか関心のないという姿勢ではなく、これからの日本の歩んでいくべき方向性などを見据えて、大局的な視野を持って、生きていって欲しいと思います。

(2012年11月取材)

※プロフィール・職位は取材当時のものです。